私の母が小さい頃に、私のおじいちゃんは若くして亡くなりました。
未亡人になってしまったおばあちゃんは5人の子供と私のひいおばあちゃんを養う為に、昼・夜の仕事をして女手一つでみんなを養ったそうです。
おじいちゃんが死んだ時、おばあちゃんはまだ若かったし、家柄も良かったので再婚できる相手はたくさんいたのに、おばあちゃんは再婚しませんでした。
そして小さかった母はおばあちゃんに、
「どうしてお母さん、再婚しないの?」
とある日聞いたら、
「馬鹿な事を言うんじゃないよ、私が再婚したらみんなの居る場所がなくなってしまうでしょう!」
と言って怒られてしまったそうです。
怒られてしまったはずなのに、幼いながらも母はおばあちゃんがどれだけ我が子を思っているのか、そしてどれだけ素晴らしい人かという事をその時痛いほど感じたそうです。
がばいおばあちゃんと島田洋七さんのお母さんも、きっと私のおばあちゃんと同じように島田さんの事をいつも思っていたのでしょうね。