■投稿 №28
■タイトル じぃさんの漫才人生
■投稿者 凛々
 うちの母かたのうちは面白い家族です。
とくにじいさんは特別です。

なんと、70にして船の免許を取りました。冬でももぐって牡蠣を取り、朝の5時くらいにでかいトラックでうちのせまい道を荒々しくやってきては『牡蠣ばもってきたじゃ』と牡蠣を置いていきます。

 台風の日に海にもぐって海上保安庁の人に注意を受けたこともあるようであす。

しかも台風の日になると屋根に登り『きゅうは風んつよかじゃ』といいます。今でも『今日は台風ですがじいさんは無事です。』と母からメールが着たりします。

 服もほつれたようなのをいつも着ていて、『まだ着らるっさい』と裏返しに着たりほつれたとこは洗濯ばさみでつまんでいます。『破れたなら新しいのを着たら?』と母が言うと『あー、新かとはうんにゅう(沢山)もっとるばい。箪笥にはいっと』とはいうものの一行に新しいのはお目見えしません。

 車のミッションのギアチェンジをせずに豪快に曲がって、ガッタガッタゆれるのに『じいちゃんな運転のうまかろうが』と自慢げに笑います。

うちの家族は面白い家族です。自慢が尽きない家族です。