僕の母さんは、僕が高校1年のときに、嫁姑問題が主な原因で亡くなりました。
だから、母さんのことが好きだった僕は反抗期だったというのもあり、ばあちゃんのことが憎くて憎くてしかたありませんでした。
通っていた高校が遠くて、当時、僕は毎朝5時半に家を出て、毎夜23時前に帰ってくるという生活をしていました。
なので、母さんが亡くなってから、僕のお弁当を毎日作ってくれたのは、ばあちゃんでした。
僕の家は、あまり裕福ではなかったので、僕は、友達と一緒に弁当を食べるのが恥ずかしかったんです。
だから、ばあちゃんは、僕に弁当箱の弁当ではなく、おにぎりだけを作ってくれました。そのおにぎりは、「ソフトボールくらいのでかくて丸いおにぎり」でした。
最初は恥ずかしくてイヤでしたが、体弱いのに毎朝早起きして、握ってくれたおにぎりが大好きでした。
あれからもう6年が経ち、もう暫くばあちゃんのおにぎりを食べてません。ばあちゃんのおにぎり食べたいって時々思います。
ばあちゃんのおにぎりは、見た目はソフトボールだけど、味は最高です。日本一のおにぎりです。
そんなおにぎりをつくってくれたばあちゃんが、僕の自慢のばあちゃんです。