■投稿 №65
■タイトル おてんばおばあちゃん
■投稿者 その孫
 
私のおばあちゃんはとってもおてんばです。

今は89になりますが、子供の頃乳母車からおちた時のあざや木から落ちたときのあざなんかもあります;

武家の家に生まれて許婚が居たおばあちゃんは、それが嫌で沖縄から1人大阪へお兄さんを頼って出てきたそうです。
でもお兄さんは戦争に行ってしまって1人ぼっちになってしまいます。

学校を出ておばあちゃんはその当時はどうだったのか知りませんが今は大企業になっている保険会社に就職します。
そしてなんと昇進の末支部長にまで上り詰めてしまいます。

結婚したおじいちゃんが働かない人だったためずっとおばあちゃんが働いていたそうで、女の人の役員はおばあちゃん以外に誰も居なかった時代、かなりのキャリアウーマンだったのかも知れません(全国の支部長が集まっての会議は泊まりの事もあったので危なかったと言っていました;)。
そんなわけで自分のお金で家を買い、子供も育てたおばあちゃん。

おじいちゃんのお葬式でも殆ど泣くこともなく、今では『おじいちゃんが働かんかったから良かった』と言います。
おじいちゃんが働いていたら自分は今、年金も少なかったし持ち家もなかっただろうということだそうです。

信心深くて朝と夜には神棚や自分の守り神?にお祈りし、家族や親戚の事もお祈りするおばあちゃん。

もう骨が弱いのに大好きな植木が気になってつい重い植木鉢を動かして自分が動けなくなるおばあちゃん(入院していても気になるらしく『あの花が咲くまで死ねん』と言います)。

88のお祝いに沖縄へみんなで帰ったら、腰痛で車椅子で来たのにみんなに会えてお祝いしてもらったのが嬉しくて立って踊り出したおばあちゃん。

腰の骨を折って、リハビリを頑張りすぎてまた倒れたおばあちゃん。

まだちょっと自宅へは帰られないので介護施設に入ったおばあちゃんは自分も年寄りなのに『年寄りばっかりで嫌になるわ(笑)』と言ってみたり^^

もう一緒にバドミントンとかは出来ないけど(6,70歳くらいまでは一緒にしていた記憶があります)、いつもいつも頑張り屋で優しくて勝気、そして何より周りのみんなから好かれる、そんなおばあちゃんがとっても大好きです。