僕のばぁちゃんは四年前に90歳で亡くなりました。高校の時から心配ばかりかけてほんとうにごめんね。それから高校を卒業して東京に出てきて25年。
お盆とかに田舎に帰るとすごく嬉しい顔で迎えてくれました。
僕が小学校6年の時母親の夫が事故で亡くなり病院から戻って来た母を優しく抱きしめてたばぁちゃんの姿、今でも鮮明に覚えています。
ばぁちゃんとの思い出はたくさんあるのですが、ある時病院に行く時家の前がバスの停留所なのですが、なぜか病院の方に歩いて行ったので後で聞いてみたら一つ先の停留所まで歩けば10円安くなるからって言ってました。
それから僕が離婚して国際結婚する事になり田舎に連れて帰った時も彼女の手をしっかり握って〇〇の事宜しく頼むねって頭を下げてくれたばぁちゃん。
何歳になっても田舎に帰るたび東京に戻る時におこずかいをくれたばぁちゃん。
お金はいらないよって言っても何かあった時に使えがばぁちゃんの口癖でした。
亡くなる五ヶ月前に、もう何度も入退院を繰り返していたんですが母からばぁちゃんが元気なうちに顔を見に帰ってくれば?って言われて帰った時も自分の財布を僕に持ってこさせて目もあまり見えなくなっているのに弱々しい手でおこずかいをくれたばぁちゃん。
弟から電話で亡くなった事を聞かされた時はショックだったけど不思議と涙はあまり出ませんでした。最後はずっと病院のベットだったし早く自分の家に帰りたかったんだよね!
40を過ぎた今でもばぁちゃんからもらった【〇〇君へ】って書かれたお年玉袋はいつも大切に財布に入れてます。今までほんとうにありがとう。
ばぁちゃんの孫に生まれてよかったよ!