■投稿 №81
■タイトル 恐いけど好きなばあちゃん
■投稿者 ななし
 僕の今は母方の祖母がいないと今の僕ではなかったと思う。

 僕はばあちゃんを「ババ」と呼んでます。
ババは僕が小さい頃から厳しかった。
食事のマナー、礼儀作法、ふとんのたたみ方・敷き方、人との接し方。
今では同じ世代の子より礼儀やマナーなどは素晴らしいと思う。
昔はババの所に行くのが恐くてたまらなかった。いつもどやされて、怒られて、子供には好かれない人だと今でも思う。
何故そんなに厳しいの?と祖母に聞いたら

「頭はバカでもいい、アホでもいい。けれど、礼儀がなっていったらどこにでもいける。恥かしくない子になって欲しくなかったから。」

と言われた

 けれど、いつの頃からかそんなババが他の祖父母の中で一番大好きな人になってた。そして、誰よりも僕の心を分かっていてくれていた。
両親にも気づいてない時でも、僕が弱っていたら

「こっちにおいで。何でも聞いてあげるよ」

その時はずっと優しくてくれて、泣いてる僕の横でずっといてくれた。辛い時や傷ついた時はいつもババの所に行くようになりました。

 僕も20歳になって、ババは71歳。
体が弱いのに、無理をして色々な活動をしてる。
今では地元で有名人になってしまうほど。
そんなババに何でそんなに頑張るの?と聞いたら、

「お前達兄弟にババは凄いババだっての知っていて欲しいから。」

僕はババがいなかったらどうしようもないダメ人間だったと思う。甘ったれで、泣き虫で、バカな僕だけど、そんな僕で良かったと思える。
僕もいつかは孫が出来ると思う。
そしたら僕もその子にとってババのようなジジになりたいと思う。